Google翻訳

August 27, 2018

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以前に「クラウドワークスで「多言語翻訳詐欺師」を発見」というエントリを書いたが、その続き。

その時に問題にしたAI翻訳詐欺師(Y.A)が最近また何かやらかしたらしく、クラウドワークス内の詐欺師のアカウントの評価欄に被害者からの恨みのメッセージが載っていた。


aduki


弁理士でもないのに弁理士と名乗り事前調査料4,000円の報酬をダマし取られました。

弁理士の資格者にみていただいたのですが内容的には、特許庁の公開データであって、商標のプロが使うデータベースではないです。一般的に誰でも閲覧できる情報だけ納品しています。弁理士の記名がありませんので、弁理士倫理的に問題です。

商標登録は間違いなくできて保証するといいながら連絡が不通になってしまいました。事前調査料4,000円の報酬の寸借詐欺の疑いがあります。

世の中いろんな詐欺師がいるもんだ…って、「AI翻訳詐欺」とか「クラウドソーシング弁理士なりすまし詐欺」なんてはじめて聞く人も多かろう。クラウドは詐欺最前線である。
当の翻訳詐欺師だが、直近の評価欄を見ると、「イタリア語商品名翻訳」の前には「中国語から日本語への翻訳」「日本語から中国語への仮想通貨ホワイトペーパーの翻訳」と、国際色あふれる詐欺を重ねている模様。
騙されたとも思わず、満足している発注者が多いのに驚かされてしまう。簡体字なんて読めも書けもしないのにさ。
私はこの詐欺師に関して、クラウドワークスの事務局に以前問い合わせたが「事務局としては判断に苦しむので、今後もこの人については注意を持って見守る…」という回答がきた。見守ってないでなんとかしたほうがよいのでは。次から次へ、詐欺の新手を編み出しているようだし。

あと、クラウドソーシング内でも詐欺罪は成立するので、警察に相談をすることを勧める。4000円~数万円をだまし取られたのなら立派に詐欺罪成立である。そこで何とか被害届を受理してもらえれば、警察からクラウドソーシング事務局に問い合わせがいって、大体2時間くらいで相手が特定される。インターケット系の犯罪は、①管轄の警察署に直接出向くこと、②トラブルの相手とのやりとりをすべて印刷していくこと(署内のパソコンは使えないので自分の被害を訴えるには、全部印刷資料を持参すること)などが大事。


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Comments(0) |  │   (13:34)

June 27, 2018

某クラウドソーシングから応募した翻訳案件。なぜか私がトライアルを受けられることになった。トライアルはワードファイルのやり取りだったので、すぐに合格した。
しかし…そこから苦難の道が待っていた。
Omega-Tをダウンロードして、GoogleクラウドトランスレーションAPIとか取ってきて、それをOmega-Tに組み込んで、Omega-Tの操作に慣れる…までが大変だった。
しかしその後、クライアントはそのOmega-Tをクラウドにつないでデータをやり取りしたいと言うのだが、ハードウェアの設定の問題があってどうやってもクラウド上でデータの送受信がきちんとできず、私もそのクライアントも疲れ果てて、その件はお流れになりつつある。
翻訳作業は難しくないが、クラウド上でOmega-Tでデータをほとんど同時にやり取りできないと仕事にならないのだった。
そのクライアントとともに働いている他の翻訳者はすーいすい設定できているのに、なぜ私のPCだけ動作しないのか、そっち系に疎いので最後まで分からず。クライアント氏は、スキルの高い人だったので長期的にお仕事できればこっちのスキルも上がっただろうに残念である。



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Comments(0) |  │   (16:00)

June 07, 2018

クラウドから翻訳仕事を誰かに依頼したい…と考えているクライアントにとって、「信用してよい翻訳者かどうか?」って重要な問題なのに、「Google翻訳詐欺師」を見分けられないクライアントが多くて、今日も確信犯的詐欺師がGoogle翻訳を使って訳した訳文が高額で買われている。

翻訳を依頼してもいい翻訳者と、「Google翻訳詐欺師」の見分け方について知っておくと参考になるだろう。

①「Google翻訳詐欺師」のスループット(1日に翻訳できる語数)は無限大である。「Google翻訳詐欺師」はしばしばクラウドソーシングの評価欄にて「納品の速さ」を褒められている。「いつも驚くほど納品が早くて助かります」って、何度も騙されている(全く英語の評価が出来ない)クライアントなんだなと残念に思う。
本物の翻訳者は「私が1日に訳せるのはせいぜいこのくらいです」とすぐに言える。プロ翻訳者が、一定の品質を担保しようと思ったら、原文にもよるが、機械翻訳を使っても、せいぜい1000~2000語が限界だと聞いている。
※「CATの匠」みたいなスゴ腕プロ翻訳者もいるので断言はしない。

②「Google翻訳詐欺師」は翻訳会社には相手にされない。
「Google翻訳詐欺師」の何が問題か?というと、ビジネスに使えない品質の訳文を確信犯的に納品して高額の翻訳料をせしめる連中だから問題なのだ。詐欺師のプロフィール欄には、関わりのある翻訳会社が書かれていない。
どこでもいいが翻訳会社のトライアルに合格して、翻訳会社からぼちぼち仕事をもらっている人なのかどうか?きちんと確認しよう。
翻訳会社のトライアルに合格するのはかなり大変なので、「翻訳会社と契約をして仕事をしている」という実績を重視するべきである。

③多言語翻訳&契約書翻訳はまず怪しいと思うべし。
さすがに医薬とか特許といった分野は専門的なのでクラウドソーシングにはあまり登録されないが、契約書案件はたまに出てくる。こういう高額案件を決して見逃さないのが「Google翻訳詐欺師」である。英語だけならまだしも、中国語、韓国語、タイ語、インドネシア語…Google翻訳詐欺師はこういった多言語翻訳に手を伸ばしがちで、評価欄が妙に国際的なのが特徴である。
契約書翻訳は、経験の長い弁護士がA4を1枚3万円くらいで受ける仕事であって、詐欺師に何とかなるような仕事ではない。クラウドソーシングだけではなく、他にどういうクライアントと仕事をしているか、確認することが大事。

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